略歴
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その後、昭和25年から村道(現在の町道)として、両岸集落の交通や、高校生・中学生の通学など地域の交通に大いに役立っていましたが、昭和53年頃から老朽化も進み、本格的な修理もできなかったため廃橋寸前となっていました。この間、保存・活用の声が多くあり、付近一帯の天白公園整備に併せて近代化遺産(南木曽町有形文化財)として復元し、大正時代の長大吊橋の本格的な保存と活用をめざしたものです。
橋の特長
桃介橋は全長247m、幅2.7mで、この付近では最大川幅のところにあり、美しく雄大な景観を誇っています。
この橋は、木製補剛桁を持った吊橋としては、日本有数の長大橋であり、下部石積み・上部コンクリートの主塔3基を有し、この種の吊橋としては当時(大正時代)我が国の土木技術の粋を集めためずらしい4径間の吊橋となっています。
3基の主塔はデザインも大変すぐれており、特に中央の塔からは水辺へ降りる石段が設けられています。また、それぞれの主塔から斜吊索が張られ19世紀末のアメリカの吊り橋によく似ているといわれています。橋の中央に資材運搬用のトロッコのレールが敷かれていたため、その痕跡が分かるように復元してあります。
桃介橋詳細
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橋 長
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247.762m |
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幅 員
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2.728m |
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スパン
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中央 2径間 104.442m、104.496m |
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補鋼トラス高さ
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2.333m |
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主塔高さ
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鉄筋コンクリート部 13.300m 練石基礎部(中央)14.326m |
